髪の毛を失った子どもたちのための医療用ウィッグ

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2016.07.20

新たな取り組みを始めますhouse.gif

 

 

既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが【 Japan Hair Donation & Charity 通称 JHDAC ; ジャーダック 】というNPO法人がありますhospital.gif

 

 

白血病やがんの治療、先天性脱毛症や不慮の事故による外傷などで頭髪を失った18歳未満の子どもたちのために、100%寄付された人毛を使って「フルオーダーメイドの医療用ウィッグ」を作り、無償でプレゼントしている日本で唯一の特定非営利活動法人ですicon_biggrin.gif

 

 

JHDACホームページ   → https://www.jhdac.org

 

 

以前テレビのドキュメンタリー番組で取り上げられたこともあり、認知度は高まってきているようですが、多感な時期の子どもたちにとって髪の毛を失うということは、非常に強い喪失感と疎外感に苛まれることと思います。

 

 

実際にお客様の中でもこの活動に賛同し、髪の毛の提供を考えているという方が何名かいらっしゃいますが、アポロンではこの度正式にJHDACに申請し、賛同美容室として協力させていただくことを決めました。

 

 

賛同美容室というのは全国各地に存在し、これはJHDACの活動に賛同する各美容院が自発的に行うボランティア活動であり、もちろんそこには「提携」などの利害関係は一切ありません。

 

 

上記ホームページ内に詳細がありますが、髪の毛を寄付するといってもカットした髪の毛をまとめて送ればいいというものではなくて、ある程度の条件がありますので以下簡単ですが抜粋して掲載しておきます。

 

 

 

*ウィッグを作るために必要な髪の毛の長さは12インチ(約31㎝)以上です。

JHDACでは、12インチ(30.48㎝)の髪の毛を使ってウィッグを作っています。切り口から毛先までの長さが12インチ必要なため、31㎝以上あればウィッグへの使用が可能です。

 

 

*不足しているのは50㎝以上の髪の毛です。

ロングヘアのウィッグになると、50㎝以上の髪の毛が必要です。また、ロングヘアのウィッグを希望されるお子さんも多いため、50㎝以上の髪の毛が常に不足しています。ご寄付いただく長さは長ければ長いほど、ありがたいです。

 

*引っ張ると切れてしまうほどのダメージでなければご寄付いただけます。

寄付された髪は工場にてトリートメント処理されるため、廃棄される予定の髪の毛でしたらぜひご協力ください。

 

 

 

地域によって賛同美容室の登録数は異なりますが、静岡県東部地方ではまだあまり多くないようです。

 

 

私の発信力など微々たるものですが、髪の毛を切ることを生業とする我々にとって、こういった活動の輪を広げ社会貢献を果たしていくのは当然の使命だと感じています。

 

 

ハサミを持つことにまた新たな意義が生まれたことを嬉しく思います。

 

 

髪の毛の寄付・提供について、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいk-mail.gif

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